ブラジル、治安の悪い原因は? [スポーツ]
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本日14日はワールドカップ二日目、グループBのスペインvsオランダ戦が行われます。
(スペインとオランダは2010年の南アフリカ大会の決勝戦で戦い、その時はスペインが勝利しました)
盛り上がりを見せるワールドカップですが、会場となるブラジルの治安はあまり良いとは言えません。
ブラジルの治安はなぜ悪いのでしょうか?
原因を考えてみたいと思います。
現在のブラジルの治安は?
外務省の海外安全ホームページによれば、ブラジルの注意レベルは「十分注意してください」。
4段階ある注意喚起レベルのうちでは一番低いです。
(ちなみに海賊がいることで有名なソマリアは最高の「退避をおすすめします。渡航は延期してください」)
しかし、ブラジルでは5月14日にペルナンブコ州で、消防含む軍警察官の70%もの人がストライキを起こしました。
これにより治安は著しく悪化、バスを待つ人への強盗や商店への襲撃などが多発しました。
6月19日に日本vsギリシャ戦が行われるナタルは比較的犯罪率が高くないようです。
しかし、旅行者に対する犯罪は増加傾向に有り、地区によってはスリやひったくりの被害が多いそうです。
また、ナタル市近郊のジェニパブ海岸では、観光客が強盗に顔を撃たれ負傷しました。
また6月24日には日本vsコロンビア戦が行われます。
会場となるクイアバ市では、強盗や窃盗が他の都市と同様、一日中発生しています。
また、国内最大規模となる5万人でのデモが行われました。
(ブラジルでは現在、全国的に反政府デモが多発しているそうです)
ただし、クイアバ市では比較的平穏にデモが終了したようです。
しかし、ワールドカップの開催に伴いデモが起こる可能性があります。
中流以上の家庭やレストラン、ショッピングセンターなど、セキュリティーに気を使っている屋内は比較的安全なようです。
しかし、路上では細心の注意を払わなければなりません。
アジア人は特に「観光客だ」とわかりやすいため、注意が必要です。
日本にいる時と同じ感覚で、同じような服装をしていたら危ないと思います。(earthとかね)
普段、日本で暮らしていると「歩いているだけで昼夜を問わず強盗に狙われる」というのは想像がつきづらいですよね…
では何故、こんなに治安が悪いのでしょうか?
治安が悪い原因は?
やはり「貧困」が根底にあるようです。
貧しい人が多く、また失業率も高いため、犯罪をして生きていくしかない人々が多いのです。
また一般的に拳銃・麻薬が広まっていることも、犯罪の犯しやすさや原因を生み出しています。
なぜ罪を犯さなければ生きていけないのか。
ブラジルの人はすべてが貧しいわけではありません。
近年では石油を採掘したり、鉄鉱石やコーヒーなど価値の高いものの輸出量も非常に多いです。
(特にコーヒーは世界一の輸出量を誇ります)
だから、お金を持っている人は持っているのです。
そして高給取りである少数の役人がいます。
貧しい人たちとお金を持っている人たちのあいだで、決定的な格差が開いているのです。
同じ国の中にある、決定的なこの格差が犯罪を助長しているといっても過言ではないでしょう。
また、警官の数も人口に対して少ないそうです。
華やかなワールドカップに対して、ブラジルの現実を訴えかけるように、こうしたストリートアートも多く見られています。
(引用:ttp://buzznews.asia/)
また、映画『シティ・オブ・ゴッド』では、
リオデジャネイロのスラム地域(ファヴェーラ)を舞台に、強盗や麻薬を売って商売するストリートチルドレンたちの抗争が実話を元に描かれていました。
興味のある方は一度観てみることをおすすめします。ツタヤでレンタルできます。
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本日14日はワールドカップ二日目、グループBのスペインvsオランダ戦が行われます。
(スペインとオランダは2010年の南アフリカ大会の決勝戦で戦い、その時はスペインが勝利しました)
盛り上がりを見せるワールドカップですが、会場となるブラジルの治安はあまり良いとは言えません。
ブラジルの治安はなぜ悪いのでしょうか?
原因を考えてみたいと思います。
現在のブラジルの治安は?
外務省の海外安全ホームページによれば、ブラジルの注意レベルは「十分注意してください」。
4段階ある注意喚起レベルのうちでは一番低いです。
(ちなみに海賊がいることで有名なソマリアは最高の「退避をおすすめします。渡航は延期してください」)
しかし、ブラジルでは5月14日にペルナンブコ州で、消防含む軍警察官の70%もの人がストライキを起こしました。
これにより治安は著しく悪化、バスを待つ人への強盗や商店への襲撃などが多発しました。
6月19日に日本vsギリシャ戦が行われるナタルは比較的犯罪率が高くないようです。
しかし、旅行者に対する犯罪は増加傾向に有り、地区によってはスリやひったくりの被害が多いそうです。
また、ナタル市近郊のジェニパブ海岸では、観光客が強盗に顔を撃たれ負傷しました。
また6月24日には日本vsコロンビア戦が行われます。
会場となるクイアバ市では、強盗や窃盗が他の都市と同様、一日中発生しています。
また、国内最大規模となる5万人でのデモが行われました。
(ブラジルでは現在、全国的に反政府デモが多発しているそうです)
ただし、クイアバ市では比較的平穏にデモが終了したようです。
しかし、ワールドカップの開催に伴いデモが起こる可能性があります。
中流以上の家庭やレストラン、ショッピングセンターなど、セキュリティーに気を使っている屋内は比較的安全なようです。
しかし、路上では細心の注意を払わなければなりません。
アジア人は特に「観光客だ」とわかりやすいため、注意が必要です。
日本にいる時と同じ感覚で、同じような服装をしていたら危ないと思います。(earthとかね)
普段、日本で暮らしていると「歩いているだけで昼夜を問わず強盗に狙われる」というのは想像がつきづらいですよね…
では何故、こんなに治安が悪いのでしょうか?
治安が悪い原因は?
やはり「貧困」が根底にあるようです。
貧しい人が多く、また失業率も高いため、犯罪をして生きていくしかない人々が多いのです。
また一般的に拳銃・麻薬が広まっていることも、犯罪の犯しやすさや原因を生み出しています。
なぜ罪を犯さなければ生きていけないのか。
ブラジルの人はすべてが貧しいわけではありません。
近年では石油を採掘したり、鉄鉱石やコーヒーなど価値の高いものの輸出量も非常に多いです。
(特にコーヒーは世界一の輸出量を誇ります)
だから、お金を持っている人は持っているのです。
そして高給取りである少数の役人がいます。
貧しい人たちとお金を持っている人たちのあいだで、決定的な格差が開いているのです。
同じ国の中にある、決定的なこの格差が犯罪を助長しているといっても過言ではないでしょう。
また、警官の数も人口に対して少ないそうです。
華やかなワールドカップに対して、ブラジルの現実を訴えかけるように、こうしたストリートアートも多く見られています。
(引用:ttp://buzznews.asia/)
また、映画『シティ・オブ・ゴッド』では、
リオデジャネイロのスラム地域(ファヴェーラ)を舞台に、強盗や麻薬を売って商売するストリートチルドレンたちの抗争が実話を元に描かれていました。
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